chadalog

株ときどきマンガ

戦うということ

戦うってのは怖い・・ってことだ
そしてそこから
逃げない・・ってことだ

 

陸奥九十九

川原正敏 作 修羅の門 31巻より

修羅の門(31) (月刊少年マガジンコミックス)

 

ここからネタバレ

陸奥九十九は千年の歴史を持つ古流武術、陸奥圓明流の継承者で、最強を証明するために世界の強者と戦い続けている。ブラジルで開催された格闘技大会バーリトゥードの決勝戦で強敵レオン・グラシエーロを死闘の末、倒す。レオンは九十九の奥義により死亡する。

試合の後、九十九はレオンを慕っていたアニータのいる貧民街をおとずれる。そこで優勝賞金を差し出し、アニータに戦ってとってみろと言う。かすめ盗ろうとするアニータに容赦無く蹴りをはなつ九十九。恐怖に震えながらもレオンを思い必死に立ち上がり、戦おうとするアニータを確認し、背を向けながらこの言葉を残して九十九は次の戦いの旅にでる。

目を伏せてその場を立ち去りたくなるようなとき、この言葉を思い出すと踏みとどまることができる気がしてきます。怖くてしかたがないことは間違いではなく、踏みとどまることが戦うことだと教えてくれる言葉です。

今の相場は怖いことだらけです。鋭角な下げも、夜間のダウがどうなるかわからないことも怖いですが、今は意外と何も持っていないことが怖いです。これまでは持ち株が下がることが怖かったですが、強烈な上げでおいて行かれるのが今一番怖いです。
でも、今回はちゃんとトレンドフォローで勝ちたいと思っています。ボラティリティの収束を見極め、上昇気流に乗ってみたいです。
おそらく買いを入れるタイミングは怖いことでしょう。でも逃げずに踏み込んでいきたいと思います。