chadalog

株ときどきマンガ

自分の意志

もしその子が自分の意志で何かを決めることがあったら、
その本人が決めたことが一番じゃねえかな。
だってそうだろ?
子どもの人生はその子のもんだ、
親のもんでも俺達(塾講師)のでもない。

桜花ゼミナール社長 白柳徳道

高瀬 志帆 作 二月の勝者 第9集より

二月の勝者 ―絶対合格の教室―(9) (ビッグコミックス)

ネタバレというわけではありませんが

 

二月の勝者最新刊まで読みました。完結しているものと思ってましたが、まだ現在連載中なんですね。
ちょうどうちの娘の受験が佳境の時に連載が始まったんですね。私たちの頃は「下克上受験」が話題でした。

なかなかありそうでなかった漫画ですね。ただ首都圏じゃないとピンとこないんじゃないですかね。私の実家とかだと話に入り込めないというか。そういう意味では首都圏がある意味特殊な気がします。ある意味先進的、ある意味異常。

経験者として、書いてあることは非常にリアルだと思います。私も、自分の子供を自分のモノとしか考えられない、非常に稚拙な親をよく見かけました。どれだけ素直な目で真摯に我が子を見つめることができるか、が大切かと思います。

果たして二月に「勝者」となるのは誰なのか?これからの展開が楽しみです。

私が娘と一緒に中学受験を戦って一番うれしかったことは、娘の良いところをたくさん発見することができたことです。そして今思い出しても娘と一緒に何かに打ち込んだ懐かしい記憶として、これからもおそらく私の人生を支えてくれるであろうことです。