人の持つ本質は光だ

形や立場が違えど皆一様に
自分の中心にある”光”を必死に輝かせて死んでいった
そしてその光を次の者が受け継ぎ
さらに力強く光り輝かせるのだ
そうやって人はつながり
よりよい方向に前進する

贏政

原泰久 作　キングダム　40巻より

ここからネタバレ

もうちょっと前の話ですが、このステイホームのGWにキングダム大読み直し大会をしました。
最新巻も発売されたばかりですね。
キングダムは古代中国春秋戦国時代の末期を舞台に後の始皇帝 贏政と秦国の武人 信を中心に中華統一に向けて様々な戦いを繰り広げていく中国時代劇です。

この言葉は第一部の佳境で贏政と宿敵呂不韋がお互いの中華統一の考えをぶつけ合う舌戦の中、贏政が放つ一言です。
この言葉に続けて、暴君のそしりを受けようと自分の代で中華を統一する、そうすれば人が人を殺さなくてすむ世界になると言い切ります。それには敵である呂不韋も一瞬涙ぐむという、かなりグッとくるシーンです。
言葉では全然表現できませんが、私もかなり胸が熱くなりました。

なんかこのシーンで表現されていることとは違うんですが、政の言葉を聞いてなんとなく今このコロナ渦においてふと感じたことで、私は今回のコロナで人の通りが激減した渋谷を見て素直にすごいな、と思いました。
ほとんどの人は現状を正しく理解して、正しい方向に向かおうとしている。
正しい人たちばかりだと知ってすごく安心しました。
マスコミが河川敷でバーベキューやってるバカや、検査陽性なのにバスで移動してるバカなど、ほんのごく少数のゴミくずをわざわざ取り上げたりしてるので、そんなやつばっかりに思えてくるだけだと思います。
不安をあおっているのはマスコミで、本当はほとんどの日本人がこの状況を理解して誠実に過ごしているのだと感じました。

今のような生活ももう少しだと思います。皆さん、頑張りましょう。