chadalog

株ときどきマンガ

9月も終わりですね。(3915 テラスカイ)

今週もお疲れ様でした。
今週は3日でしたが連休中の米国下落に始まってどうなることかと思いきや、日本株相変わらず強しと言った展開でした。

私はSIerに勤務していますが、我々が一緒にお仕事することが多い機動力のあるICT企業がいくつか値を飛ばしていた様に感じています。
ただ先週の上げは若干総花的で今後失速するところも出てくるのではないかと見ています。
短期で乗れる銘柄には乗っておきたい相場ではありますが、メインの新高値ブレイク投資としっかり区別してトレードプランを明確にしておきたいと思っています。

私のPFも先週に続き年初来高値を更新、全ての銘柄が新高値ブレイクし、今週も自分のトレードが正しいことを確認できました。ただ、新たに試し玉を入れた銘柄が一向に落ち着くことがありません。
目をつけていた銘柄にもタイミングよくエントリーできておらず、取りこぼしが目立ちますね。
今までほぼ在宅で見ようと思えばいつでもザラ場を見れた状況から、9月に新しいプロジェクトが始まった関係で、常に外出と一変してしまったことも少なからず影響しているでしょう。兼業なのでやむなしではありますが、ちょっと日次ルーティンも怪しくなってきてるので、10月に向けて建て直して行きたいですね。
今年最後に向けて渾身のビックチェンジ銘柄を1銘柄でいいので掴みたいと思っています。

 

3915 テラスカイ

テラスカイに注目しています。チャートが一時大きく崩れた様に見えますが、ストーリーは変わっていないと思います。実質PERはそれなりに高いと思われますが、SalesForceAWSの引き合いがそれを上回っていくと想定しています。

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テラスカイの強みはSaaSの導入支援だけでなく、それらを組み合わせた開発力にあると思っています。Sales Forceを活用した自社製グループウェアも今後寄与していくと考えますが、私が注目しているのはコールセンター(コンタクトセンター)への導入です。
以下のニュースなど注目しています(余談ですがこのAmazon Connectも今後注目の技術です)。

www.terrasky.co.jp


これはいわゆるクラウドコールセンターの事例ですね。コロナ禍において、自社業務は在宅リモートにできても、コールセンターはなかなかリモートにできない、という場合があります。
それは大規模なコールセンターは実際の建物と回線やシステムとファシリティとして一体化しているところがあるからだと考えられます。
システムと回線の物理的な制約をクラウド化することで自由度を増したものがクラウドコールセンターで、更にオペレーターも在宅からリモートで業務を可能としたのが在宅コールセンターであり、今注目されている分野だと思います。
テラスカイはこの事例の様に、得意分野であるSales ForceとAWSを組み合わせてクラウドコールセンターを提供可能とし、さらに今年再販売契約を締結したTwilioを利用して既に自社のコンタクトセンターにおいて在宅での業務を可能とした実績を持っています。
今後この流れは加速し、金融機関などの大規模コンタクトセンターもクラウド化、在宅化していくことでしょう。
テラスカイはこうしたSaaS会社との提携、支援という布石を打っているだけでなく、彼らの技術力でそれらを結びつけて新たなソリューションとして再構築して提供できるところが強みだと考えています。
いずれにせよ、次の決算でその真偽が問われると思います。注目していきたいと思います。